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【コラム】AIが進化しても、不動産業で必要なのは「人」です。

こんにちは、replace(リプレイス)です。
今日は少し肩の力を抜いて、「AIの進化が私たちの仕事にどう影響したのか」、そしてそれでも変わらない“不動産の現場における人の必要性”、さらに弊社が採用を重視する理由についてお話しします。

生成AIが身近でない方も多いと思います、私も直近までその一人でした、総務省による調査では下記のような統計データが発表されていて、30代の私は残り8割側でした。

私も、以前から生成AIには強い関心がありましたが、「結局、何が解決できるのか」は正直つかみきれていませんでした。法人を立ち上げてからは毎日が猛スピードで過ぎ、未知のツールに手を伸ばす余裕もない。とはいえ、周りで利用している人も少ないまま見過ごすのは違う、そう考え今年5月にまずはChatGPTを導入、数日で「これは仕事に組み込むべきだ」と確信し、有料プランに切り替えました。

いちばん衝撃を受けたのはHP制作です。
以前は、やりたいことをGoogleで調べ、WordPressでコードを書き、CSSで色や余白を調整して…と、小さな坂をいくつも越えてようやく形になる。外注すれば、打合せ・素材共有・原稿調整に加え、費用も時間もかかり、運用・修正のたびにまた工数が発生します。

今は違います。AIと少しの学習意欲があれば短期間で形にできる。
弊社ではChatGPT+Web制作支援ツール+WordPressの組み合わせで、外注なしのスピード構築を実現しました。トップページの動画、メニュー構成、HTML/CSSのサンプルまで、やりたいことが明確ならAIがどうやるかを即座に提案してくれる。手戻りは減り、更新も自走できます。

エクセルとコーディングなどの日常業務でもAIは頼れる相棒です。以前は時間のかかった集計・抽出・自動化が、いまや数分で下書きが出てきた上アドバイスまでもらう事ができます。
具体例では
売上データを自動整形する関数案
顧客リストを条件抽出するフィルター式
物件入力フォームのHTML+JavaScriptひな型 など今までは時間がかかっていた作業などに労力を割かなくてよくなり、
ゼロから調べて詰まる時間が消え、業務は、確実に早く軽くなり、今まで使っていた時間を検証と改善に割けるようになりました。

私たちの仕事はAIでかなりのスピードで業務効率化が進んでいます。

AIは便利です。ただ、不動産取引の本質は人と人の信頼にあります。
相手の表情や声色から意向を汲み、立場の異なる関係者の間を丁寧につなぎ直し、地域の慣習や履歴を踏まえて提案を調整する。さらに、相手が本当に解決したい課題を言語化する、ここは、経験と感覚に根ざした人の仕事です。

権利調整の現場で問われる、人の力
弊社が多く手がける底地・共有持分などの権利調整案件は、関係者も利害も多層です。
交渉は一度で終わらず、説明・提案・合意形成を何度も往復します。スキームの巧拙だけでなく、信頼を積み上げるプロセスが最終的な成約を左右する、この核心部分は、AIでは代替できません。

弊社の考え方、AIは加速、人は橋渡し
AI: 情報の収集・要約、初期提案、下書き作成、検証の加速
人: 状況判断、合意形成、価値の翻訳、長期的な関係構築

弊社はAIを業務加速のパートナーとして最大限活用し、人は信頼構築の担い手として価値を発揮します。両輪を回すことで、速さと質の両立を追いかけます。

おわりに
AIのおかげで、私たちは作業に追われる時間を減らし、お客様と物件に向き合う時間を増やせました。
不動産の現場は、これからも人と人の信頼で動きます。AIが進化しても、最後に選ばれるのは“信頼できる人”。私たちはその価値を、これからも愚直に磨いていきます。

今後とも、replaceをよろしくお願い申し上げます。

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